修証義

修証義私見総序⑥

kofukuji

当に知るべし 今生の我身二つ無し、三つ無し、 徒らに邪見に堕ちて虚しく悪業を感得せん惜しからざらめや、悪を造りながら悪に非ずと思い、悪の報あるべからずと邪思惟するに依りて悪の報を感得せざるには非ず。

【直訳】人生は2つも3つもないことを知りなさい。いたずらに間違った考え方をして悪い行いをしてしまうのは惜しいことではないか。悪い行いなのに、これは悪い行いではないと思い、報いなんてないと考えても、悪い行為には悪い報いがある。

【解説】悪いことをすると天罰が当たる。そうだろうか?いま世間を騒がせてる某社長は天罰を受けたのだろうか。いくら悪いことをしても死んでしまえばそれまでではなかろうか。

いや、きっと悩みは多かったんじゃないかな。本名も顔も公にできない生き方なんて、天罰以外のなにものでもないじゃないか。

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