副住職日記

寺院の窃盗被害

kofukuji

ここ最近、同じ寺院に2度も泥棒が入った。1度目は、泥棒に気付いた住職が追いかけた際に殴られたらしい。

1度目の犯人は外国人だったそう。2度目も疑いがかけられている。最近は移民についての議論が盛んだが、やはりどうしても慎重になる気もわかる。

日本人だろうが、外国人だろうが、本質的には同じ人間であり平等だ。しかし文化の違いは大きい。池に泳いでいるカモを見て、美味しそうと思う外国人はたしかにいるのだ。

文化というのは、長年培われてきた、いわば”習慣”である。習慣だから、身に付いていない人には厳しい。

そしてその習慣を理解しようとも、身に付けようともしない人に、異国の地は生きづらいだろう。窮地に立たされて、窃盗という犯罪に手を出すのも、なるべくしてそうなったというところか。

しかし一方で、移民の方々も、本当は母国で暮らしたいことだろう。好きで異国の地にいたいわけではないのだろう。

このグローバルな時代、日本の安全のためには、世界にも目を向けなくてはいけない。

なんだかんだ、江戸時代のほうが、わかりやすくてよかったか?

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