副住職日記

日本人とは、いい人間のこと

kofukuji

いま日本は移民問題で揺れている。

なぜそこまで問題になるのか。それは治安が悪くなることが理由であろう。

つまり、移民(外国人)は悪さをするというイメージがあるということ。逆に日本人は無条件でいい人間だというイメージがある。

しかし、日本人より立派でいい人間の移民もいるだろうし、外国人よりも悪い日本人はいるだろう。

日本人が心配しているのは、移民ではなく、悪い人間が入ってくること。当たり前だが、どこの国籍だろうと善良な人間が増えることは歓迎だ。だから、移民の方々は、自分がいい人間であることをしっかりとアピールする必要がある。

これは日本にかぎらない。アメリカに行けばアメリカ人がいい人間。中国に行けば中国人がいい人間。内と外。外から来た人間が警戒されるのは当たり前のことだ。

色即是空、空即是色。本質的には日本人も外国人もない。同じ平等の人間だ。でも、日本人と外国人の区別はたしかにある。ないけどある。それが真実。

でもやっぱり、移民の方々が移民とならないよう、母国で安心して暮らせるようになるのが一番だとは思う。

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