副住職日記

投票に行かない人は洗脳されている

kofukuji

わし「投票に行かない人は洗脳されていると思う」

生徒「わたしは自分の意思で行かないと決めたんだから洗脳ではない」

わし「原理的に自分が洗脳されてるかどうかはわからないはずだよ。洗脳の真っ只中にいる人は、これは間違いないと思っているのだから」

生徒「いやわたしは洗脳されていない」

わし「洗脳されていないと思いたい気持ちはわかるけどね。なんで投票に行かないの?」

生徒「だってめんどくさいもん」

わし「それはめんどくさいと思わされてるんじゃないの?」

生徒「いや、わたしの意思でめんどくさいと思う」

わし「今後の自分の生活が変わるという重要な行動をめんどくさいからという理由で放棄しちゃうのって洗脳っぽくない?」

洗脳という言葉を使ったが、教育不足でもあるのかな。まあ教育不足を放置するならあえてやってると思われても仕方ないだろう。

宗教を教えていると、はじめ学生からは洗脳されそうで怖いというイメージを持たれたりする。ただ洗脳というのをよくよく考えてみると、自分たちが洗脳されていない保障などどこにもないことに気づく。

わたしも選挙に行くのはめんどくさい。前回も重い腰を上げてギリギリ期日の夜に駆け込み投票した。アメリカではみんな必死だ。選挙によって大きく生活が左右されるのだろう。

今のところ日本は安全で豊かでご飯も美味しい。だから選挙に行くのがめんどくさいというのはある意味平和の象徴かもしれない。

選挙に行くのがめんどくさい、そう思える人が半分もいる、そんな平和が続いてほいしと思ったりもする今日この頃。

記事URLをコピーしました