君たちはどこまで伸びるのか
kofukuji
足利 祥林山 高福寺
10/30(水)16時半より、足利大学の公開講座で仏教講座を担当します。
内容はまだ決めていませんが、正法眼蔵の行持を簡単に?解説しようと考えています。この行持巻は仏教の核心を知るには必須です。
とは言っても、わたしはまだ通読したことはありません。これからまとめようと思っています。以前から読みたいと思っていたのでこれを機に精読しようと思います。
道元禅師の正法眼蔵は難解と言われていますが、その理由は、日本語を通常の日本語として使用していないからです。日本語を使って、仏法の世界を表現しています。
言葉を言葉の世界に当てはめるのではなく、言葉を体験の世界に当てはめると言えるかもしれません。なので、頭で読むだけでは理解ができず、正法眼蔵を読むためには坐禅の経験が必要であると言われたりします。
そして、正法眼蔵は100巻近くあったりしますが、わたしがいくつか読んだことから推測すると、正法眼蔵はどの巻もひとつのことを言っているように感じます。どの巻も同じことを言っているのですが、それが一番直接的であろうものが行持だと思っています。
わたしはまだまだ若輩者です。正法眼蔵の真髄をみなさんも一緒に参究していただければと思います。
合掌
副